Q いつからスプーンをもたせたら良いですか?
A スプーンの前段階として、つかむ(手のひら全部)、つまむ(二指)
手は突き出た大脳・・・・感覚機能が発達するとスプーンへの移行もスムーズです。
指を使って食べるということは、知的な発達につながっているので、
行儀も育つ「意欲」も育って「脳」も育って、好き嫌いもしないといわれています。
そして「手づかみ」は 「目で見る、手で持つ、口に運ぶ、」といった「目と手と口の協調運動」なのです。目で大きさを確かめ、手で硬さや温度を調べ、自分の一口量を調整することを覚えていけるのです。
「自分で食べられた」という達成感が、次の意欲につながるので「手づかみ食べ」は欠かせ ません。
手づかみからスプーンへ
ぐるぐる丸が描けるようになったら、スプーンを渡します。 子どもの体は、肩→ひじ→手首→指先へと発達するので、この肩、ひじ、手首の3点が連動して動くようにならないと、スプーンはうまく使えないし、おもちゃにしてしまいます。
そしてスプーンが、 上から握っていたのが、下から握り、のちに鉛筆持ちへと移行した時点で、お箸の登場です。
Q いつからお箸の練習をしたらよいですか?
A スプーンで鉛筆握りができた時。4歳の誕生日が一つの目安です。 アシスト付きの練習用箸も特に必要ありません
Q 離乳食を始めました。 ダイニングテーブルにくっつける椅子に座らせてあげています。すぐ立とうとして危ない。どうしたらよい?
A 体が安定して座れないと、自由に手が使えなません。 手づかみがとても大切なので、下半身が安定してないと、片手が机を持ち、体を支えようとするので、手が使えなくなります 椅子を選ぶときは、両足の裏、お尻と3点が床についていること ひじ・・・・90度、膝裏…90度、足首…90度になっていますか
Q 何でも手づかみをしたいみたいで、ぐちゃぐちゃになってしまうのがとても嫌で、困っています。 わざと床に落として遊んでいます。怒ってもやめません。どうしたらよいですか?
A 机全部がお皿と思って ください。 思うようにつまめなかったり、イライラすることもありますが、こぼすのは覚悟。
この時期で「たべたい!」「たべられた!」という達成感が後々の本当に大きくかかわってきます。こぼすのは行儀が悪いのではなく、大切なこととしてこの時期はとらえてください。ただし、わざと落としたりする姿が見られたら、その目的は何だろうかと考え、場合によっては切り上げてしまいましょう。怒ることではありません。
一週間でまんべんなく食べられたら良い、ぐらいの気持ちで楽しい食卓を目指してください。
困っているのは誰ですか
子どもが主人公の食事と考えたら・・・子どもは特に困ってないのですよね。
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