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渡邉安衣子

更年期FAQ|症状と対策

Q 私はいつ更年期になるのかな。

A更年期とは閉経前後の10年間のことをいいます。日本人の平均閉経年齢は51歳です。

卵巣機能などの遺伝も影響します。祖母や実母、姉妹はどうだったかも似ていることが多いです。


Q 更年期の不調はなぜ起きるの?

A 脳(視床下部)のホルモンと卵巣のホルモン。その連係プレイがうまく作動しなくなります。自律神経中枢と脳のホルモン同じところなので、ホルモン中枢が混乱→自律神経失調症状UP↑という仕組みです。閉経後3~5年で落ち着くまでの一定期間の話ですので、ずーっと続くわけではありません。


Q 42歳です、最近、生理がおかしくなってきた気がします。

A 50歳頃に閉経を迎える方の月経の変化をまとめました。  

微妙な前倒し 35歳をすぎて周期が早まってくる 

40代になり、血の量が減る、だらだら始まり、だらだら終わる。更に、周期が飛ぶ、間が空く。

40代後半、予測不能に

1年間なければ閉経

※閉経後、生理が復活することはありません。


Q おしもがかゆくて困ります。カンジタではないみたいなんだけど・・・。

A おしもがかゆい女性は結構多いです。おりものが多いと感じている方が多い印象ですがいかがでしょうか?その原因をまとめました。

・かぶれ

ナプキン、おりものシートを敷きっぱなしにしていることによるかぶれ。こまめに変えないと、雑菌の温床になっています。布ナプキンでも同じです。

・乾燥

トイレのウォシュレットにご注意!トイレに行く度使ってませんか?1日1~2回程度なら問題なし。高温や勢いよすぎはかゆみを軽減させてくれてきもちよいのだけど、さらに皮ふの乾燥を進めてしまうので、かゆみはおさまりません。

・乾燥

アワアワ洗浄にもご注意 → 正解)ぬるま湯で洗う

 膣内は酸性を保持したいところ。アワでよい常在菌も流し、雑菌の繁殖に。

 膣炎やカンジダ膣炎UP 外陰部が粉ふく、象皮みたいになっている方も・・・。


Q しんどいけど、我慢した方がいいのか、病院へ行った方がいいのか悩む。

A 病院受診のタイミングは、「普通に暮らせなくなってきたな」と感じたら。寝ころんでいる時間増える、外出が減る、仕事を減らすまたはやめる、家事ができなくなってきたなど、暮らしに支障が出てきていたら婦人科へ行きましょうね。何にも我慢する必要はありませんよ。大丈夫です、あなただけではありません。


Q 病院に行ったら何するの?

A 血液検査で自分のホルモン状態も簡単に分かります。今はかな~り極微量なホルモン剤で体も心も楽になる治療法があります。内服薬だけでなく、塗り薬、張り薬もありますよ。

更年期だと思い込んでいたら、違う病気がみつかって、専門科を紹介してもらえることもあります。受診してよかった!ということもありますから、まずは婦人科に行ってみたらよいと思います。


Q 薬の力を頼らずに、不調を乗り切る方法はありませんか?

A お薬を併用するにしても、体調を改善させたければ方法は4つあります。

規則正しい生活

バランスのよい食事

しっかり睡眠をとる

適度な運動

どこかで見たことある感じ?そう、安産に向けての約束事です。簡単そうで難しい・・・。


Q 更年期でくくれない隠れた病気って、どんなものがありますか?

A よくある病気をまとめました。

《子宮筋腫》 月経血量が多い

《子宮がん》 不正出血。お医者さんでも見た目で判断できない。年1回の検診を!性交後の出血も。(外陰部や膣内のうるおいが減少のせい?)

《甲状腺の病気》 甲状腺ホルモン↑↓の病気(バセドウ、橋本病)20~40代に多い。自律神経失調症の症状も

《貧血》  冷え、無気力、うつ症状が出ることも

メンタルの病気 うつ病、大人の発達障害、パーソナリティー障害

耳鼻科疾患 メニエール、突発性難聴(耳鳴り、めまい)




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